第20回須崎市 ドラゴンカヌー大会
先日(8月5日)に今年も須崎市でドラゴンカヌー大会が開催されました!!
筆者は県外からの移住組で高知県に住んで10年目なのですが、意外と知りませんでした。
今回は、僕のように知らなかった方のために、概要と当日の様子をお伝えします!
ドラゴンカヌーとは?
その名の通り、ドラゴンの頭としっぽをつけた、中国生まれのカヌーです。
長崎ではペーロン、沖縄ではハーリーと呼ばれています。
日本に伝わったのは400年前だと言われています。
須崎市のドラゴンボートは須崎工業高校の造船科の皆さんから市に寄付
していただいたものです。
見ていただいたら、「こんなに大きいのよく作ったね!!!」
という感想がこぼれることかと思います。
どんなスポーツ?
最低15人ほどいたら乗れます。
艇長、太鼓、舵取り、漕ぎ手に分かれて漕ぎ、ゴールまでの
スピードを競います。
漕ぎ手は左右2列に分かれて、1人が片方を担当します。
そして2~3分ほど全力で漕ぎます。
見た目かなりきつそうなのですが、見た目以上にきつい。
というのが筆者の感想です。
ですが、ごく一部のチームを除いて、ほとんどのチームは
大会前に集まって練習するだけです。(公式練習の回数は決まっています)
なので、これまで海洋スポーツをしたことがないチームでも、
集まって練習したら十分上位は狙えるんではないかと思います!!
また、女性だけの部もあるので、職場などの団体でちょっと参加してみても
おもしろいかもしれません。
当日の様子
すさきスポーツクラブの様子
筆者はスターター(海の上で、チームコールを行って、カヌーを整えて、スタートの合図をする人)をしていたので、最前線で選手たちの様子を見ることができました!
私たちすさきスポーツクラブは昨年優勝を果たしたのですが、
今回は思うようにメンバーが集まらず、ダメ元で
イベントの司会を担当してくれた芸人、熱燗ドラゴンさんに
出場を依頼したところ、快くオファーを受けてくださいました!
彼らの櫂(かい:ドラゴンカヌーを漕ぐパドル)が折れるハプニングもあってか、
優勝は叶いませんでした。また来年頑張りたいと思います!
レースの様子
須崎の誇る名物スターターさんの横で、合図の旗揚げをしながら見ていました。
お祭りの最終日なのもあって、皆さんお疲れの様子で
漕ぐのかと思いきや・・
スタートと同時に波を力強くかき分けて、気温よりもアツいレース
が繰り広げられました。
姉妹都市の相生市がやはり強かったのですが、
地元高知県勢のレースもかなり見ごたえがありました!!
一生懸命練習して、動きが揃っている選手たちの動きを見るのは圧巻です!
写真が無くて興奮を伝えきれないのですが、体験型のお祭りなので
もし高知県に住んでいたら、一見の価値ありだと思います!!
選手村?の様子
進行を円滑に行うためスタートは10分ごとに行うのですが
選手はカヌー場裏の芝生広場で、テントをいくつもくっつけ合って
待機します。
なので、自然と他のチームとの交流もあり、屋台でご飯を買って
ワイワイ楽しく次のレースを待っている様子が、スタッフの僕としては
ちょっと羨ましかったです。
事前練習や、レース本番以外のこの間の時間も、
ドラゴンカヌー大会の楽しみの一つなのだと、
感じました!
場所
須崎市浦ノ内東分2269-4 須崎市立スポーツセンターカヌー場
※海上アスレチックがある場所とは違います。
詳しいことはホームページでご確認ください。
高知の体験型の祭りといえば、よさこい祭りばかり思い浮かびますが、
高知市から車で1時間もしないところに、アツいお祭りがあることを
もっと多くの人に知ってもらいたいですね!
2018/08/17